未向(森月未向) サンクチュアリ 内容紹介 LOVE(愛)とHATE(憎悪)で繋がれた女たち。 自らの欲望に忠実に、したたかに生き抜く女。 愛に囚われたまま、止まった時間に宙吊りにされた女。 愛と憎悪で結びついた二人の女=母の相克を描く、新しい「家族の神話」。 子供たちの生命が脅かされる不穏な時代の空気に共振した野心作である。 圧倒的なリアリズムと造形力で女たちの生きざまを描ききった監督は、 『ストレイヤーズ・クロニクル』で再び注目を集める瀬々敬久。 過去も現在もバラバラに語られ、いつしか時制は溶け合い、 やがて現在のみを生きる女たちの「貌」が見えてくる造形力。 事実のみを断片的に並べたなかから次第に真相に到る、圧倒的なリアリズム。 犯罪のなかから、人間の哀しい営みと真実が見えてくる。 《STORY》 のどかな別荘地で、ある日突然、一人の子供が消えた。母親の裕子は手がかりを求めて必死に捜すが、息子のミノルの行方は杳として知れない。事故か誘拐か、それとも――。やがて浮かび上がってくる悲劇の真相とは……。 (C)レジェンド・ピクチャーズ 内容(「キネマ旬報社」データベースより) 瀬々敬久監督がふたりの女性の生き様と愛憎劇を描いたドラマ。のどかな別荘地で突然消えたひとりの子ども。母・裕子は手掛かりを求めて必死に探すが、息子の行方は掴めないまま。しかし、事件の裏に、2年前に出会った女・アキの影が見え始める。