岩佐真悠子 「受難」

岩佐真悠子 受難 ある日、フランチェス子のあそこがしゃべり始めた…。直木賞作家、姫野カオルコ「受難」を衝撃の映画化。性に悩める主人公を岩佐真悠子が体を張って熱演。むきだしの性をユーモアたっぷりに真正面から描き切る。R-15

修道院生活育ちのフランチェス子(岩佐真悠子)は、いつも孤独だった。なんとか社会生活に足を踏み入れた彼女であったが、どうして男女は付き合うのか、なぜセックスをするのか、という疑問にぶつかり悶々とする毎日を送っている。そんなある日、彼女の陰部に突然、人面瘡ができてしまう。しかもその人面瘡は、「お前はダメな女だ」と主人であるフランチェス子を日々罵倒する相当ひねくれた人格の持ち主だった。彼女は人面瘡を“古賀さん”と名付け、罵詈雑言を浴びながらもけなげに共同生活を送り始めるが……。

「受難(2013)」の解説
姫野カオルコの同名小説を「惑星のかけら」の吉田良子監督が映画化。ある日突然、陰部に人面瘡が棲みついた女性の愛と性を描く。出演は「009ノ1 THE END OF THE BEGINNING」の岩佐真悠子、「ぼっちゃん」の淵上泰史、「クリアネス」の伊藤久美子、「シャニダールの花」の古舘寛治。音楽はTVドラマ『あまちゃん』の大友良英。

姫野カオルコのベストセラー小説を実写化した、異色のドラマ。天涯孤独で修道院育ちの女性、フランチェス子の局部に突然人面瘡が……。なにかにつけて自分を口汚く罵る人面瘡に戸惑いながらも、それに“古賀さん”と名付けて一緒に暮らすことに。

公開日 2013年12月7日
監督:吉田良子
原作:姫野カオルコ
出演:岩佐真悠子 淵上泰史 伊藤久美子 古舘寛治